ペグイントロン 四週目

まち中では子供達が夏休みに入り、高校野球の県大会の決勝も近づいてきた。
来週は市の花火大会。至る所に市民祭りの幟が出ている。
そんな中、総合運動公園の中を通って病院まで自転車を漕いで来た。
中学二年から高校三年まで、夏休みとなると病院へ通った。二三日だが、あちらやそちらに行ったのを思い出した。
中学一年の秋に倒れ、翌年早々に手術。その間にいった病院は四つ。
三つ目の病院に入院、転院した国立大学病院で手術を受け、退院の検査で他にも病巣が発見され再手術。百万人に一人の確率の病気が数カ所あったそうだ。
運動のし過ぎ。走り過ぎ。それが引き金だったそうだ。
その手術の際に受けた輸血がC型肝炎の原因になったと考えられる。
あの時の誰かがウイルスを持っていたと思うのだが、特定はできないし、恨んでもいない。
輸血のために病院に足を運んでいただけたおかげで今日まで生きてこられたわけだし、あの手術を受けられたおかげで大人になるまで生きられた。
両親、兄、祖母には感謝せずにはいられない。
あれから数年は夏になると検査を受けていた。退屈な順番待ちはテレビの甲子園中継で紛らわし、電極を数十本突き刺す検査が夏の恒例だった。
夏、野球場、中学生…
何十何回の夏が過ぎ、また病院に通うことになった。
今回も勝つのはオレで、病気を乗り越えて行く。

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